2013年1月31日木曜日

1/27ワークショップレポート

去る1月27日(日)、記念すべきSeedワークショップシリーズの第1回目ワークショップが行われました。
まずは概要から。

<Seedワークショップシリーズvol.1>
日時:2013年1月27日(日)10:00〜17:00
場所:行田市教育文化センターみらい 第3学習室・レクリエーション室
講師:宗方勝
内容:(午前)簡単な演劇史、美術史の解説。舞台芸術における「関係性」について。
   (午後)「ト書きから考える」実践的なワークショップ。
参加人数:5名


それでは写真や動画も交えて、振り返ってみます。


午前中は第3学習室で宗方さんによる講義を行いました。
はじめに簡単な演劇の歴史をおさらい。世界の近現代史も必然的におさらいしました。
それから本題である「関係性」について考えました。
目に見える範囲、手に届く範囲の関係性だけでなく、もっともっと遠いところの誰かや何かとの関係を想像すること。今まで自分達が考えて来た関係とは全く違う関係を想像すること。今自分達はどんな関係の中に生きているのかを考えること。
宗方さんは普段自分の作品において、この「関係性」をとても大事なことと考えているそうです。
参加者の皆さんも興味深そうに(ちょっと難しそうに?)聴いていました。


お昼休憩をとって、


午後は、
レクリエーション室で実践的なワークショップを行いました。



















今回やったのは、
「ト書きから考える」ワークショップ。
その名の通り、与えられた一つのト書きから10分程度のミニ作品を作ってみるというワークショップです。

今回のト書きは、
「椅子が一つ置いてある」

参加者の皆さんはこのト書きを出発点にいろいろなことを考え、
出て来たアイデアを、具体的な動きに落とし込んでいきました。
午前中に学んだ関係性のことがしっかり活かされている様子が参加者の皆さんから見て取れました。
最後の段階では宗方さんが演出として入り、短い作品を完成させました。
動画を撮影したのでぜひご覧になってください。



と、まあ
そんな感じの第一回目でした!

いろいろと学びの多いワークショップでした。
特に午後に行った「ト書きから考える」ワークショップは、とてもシンプルで実践的な方法で、ぜひ多くの方にやってみてほしいと思いました。
次回はもっとたくさんの参加者に来てもらえるように頑張りたいです。

ではまた!

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