2013年4月29日月曜日

Seed2013ワークショップシリーズ第4回レポート

先日4月21日(日)、Seedワークショップシリーズの第4回目が行われました。
そのレポートをお送りします。

まずは概要です。

<Seed2013ワークショップシリーズ第4回>
日時:2013年4月21日(日)10:00〜17:00
場所:行田教育文化センターみらい レクリエーション室
講師:宗方勝(bug-depayse主宰)
内容:舞台表現のためのワークショップ(詳細は下記)
参加人数:6名(小学生1人、社会人5人)

・内容詳細

太陽礼拝

ウォームアップとして「太陽礼拝」というヨガを行いました。
これ、いろいろな方におすすめです。
今回は映像を撮っていなかったので、次回、撮ってきて、このブログで紹介しようと思います。

人間彫刻

今回は会場内いっぱいに椅子をランダムに置いた状態で、人間彫刻を行いました。
人間彫刻を行いながら、会場内に置かれた椅子を乗り越えたり、うまく利用したりしながら、会場内を移動しました。
お互いの身体を感じつつ同時に会場の状況も掴まないといけないので、前回よりも一段レベルの高い人間彫刻でした。

ワンフレーズ

事前に参加者たちに書き出してもらったいくつかの言葉の中から一つの言葉を選んで、その言葉だけを使って、一つのシーンを構成していくワークショップです。
言葉と感情の関係、動きと言葉の関係、動きと空間の関係、自分と誰かとの関係、などなど、舞台表現においてとても大切な「関係性」を意識してもらうためのメソッドです。
今回は演劇経験者の嶋田くん、高橋くんにやってみてもらいました。
ちょっと難しいけれど挑みがいのある面白いワークショップでした。
(1回目)

(2回目)


まとめ・感想

最後に宗方さんと参加者全員とでまとめや感想などをシェアしました。




今回は参加者が少なかったのですが、その分よりディープなワークショップになりました。
次回はより多くの参加者と一緒にワークショップが行えるよう、頑張ります。
皆さんのご参加をお待ちしています!


2013年4月24日水曜日

Seed2013 5月のワークショップのお知らせ



Seed2013
ワークショップシリーズ
第5回

Seed2013ワークショップシリーズとは?
 ワークショップとは、講師による進行のもとで、参加者たちが自発的に作業をしたり発言したりする、創造と学びの場です。Seedは毎月1回定期的にワークショップを行い、より多くの表現に興味のある若者たちが出会い、つながり、ともに学ぶ機会を作ります。
 5回目となる今回は、演出家・美術家である宗方勝(bug-depayse主宰)さんを招き、前回も好評だったいくつかのメソッドを用いて身体を動かしながら、舞台表現について学びます。見学だけの参加も歓迎です。皆さんのご参加をお待ちしています。

日時
2013512日(日) 10:0017:00(昼食休憩あり)

会場
行田教育文化センターみらい レクリエーション室
住所 〒361-0032 行田市佐間3-24-7 Tel 048-556-2649

アクセス
JR高崎線吹上駅下車 朝日バス佐間経由行田車庫行き 佐間団地下車徒歩約5分
秩父鉄道行田市駅下車 市内循環バス(東循環コース右回り)教育文化センター前下車

加費
高校生以下無料
一般、大学生、その他 500

持参していただくもの
・動きやすい服
・筆記用具
・昼食(会場には食堂や売店などがありません)

参加対象
小学4年以上の方(保護者同伴であればそれ以下も可)。演劇、美術、音楽、映像、現代アート、まちづくり、社会学、哲学などに興味のある方。

参加申し込み・お問い合わせ
参加を希望の方は510日までに下記までご連絡ください。
ご不明な点など、お気軽にお問い合わせください。
(事務局・野本翔平)Tel 090-7814-9615 EMAIL shoheinomoto@yahoo.co.jp

講師プロフィール
講師:宗方 勝(美術家・演出家)
1970年山形県生まれ。東京都練馬区在住。1995年、絵画・映像・写真制作と平行してファッション・アートのイベントのオーガナイズを行なう。2000年、銀座松屋前路上にて大規模なゲリラ演劇を仕掛け演出も担当。(「反=自由劇場」) 2001年、bug-depayseを立ち上げ、舞台作品・パフォーマンスアート作品の企画・制作・演出や、アートイベントのオーガナイズを行なっている。Seed2012総合ディレクター。
bug-depayseホームページ

次回以降開催日程(予定)
630日(日) 10:0017:00 行田教育文化センターみらい レクリエーション室
7月以降も日曜日の昼間にみらいで開催します。随時ブログにて情報を更新していきますので最新の情報はブログでご確認ください。
2013年のSeedの活動を綴っているブログはこちら!!→http://seed-2013.blogspot.jp

Seedワークショップシリーズ2013
企画:高橋大樹、長谷川礼太  協力:野本翔平、宗方勝(bug-depayse)、共同アドバンス

2013年4月8日月曜日

Seed2013ワークショップシリーズ第3回 レポート


2013年3月22日金曜日
3/17ワークショップレポート  高橋

先日3月17日(日)、Seedワークショップシリーズの第3回目が行われました。
そのレポートをお送りします。

まずは概要です。

<Seed2013ワークショップシリーズ第3回>
日時:2013年3月17日(日)10:00〜17:00
場所:行田教育文化センターみらい レクリエーション室
講師:宗方勝(bug-depayse主宰)
内容:舞台表現において大切なことを体験的に学ぶためのメソッドを実施(詳細は下記)
参加人数:12名(小学生2人、中学生2人、高校生2人、社会人6人)

・内容詳細

 準備運動

…午前中一発目は本格的なメソッドを行う前に体をあたためます
   高橋が指揮をとり、二人一組になって柔軟体操、基本的な発声練習を行いました。
   参加者の方々は、やはり柔軟を行うときに遠慮をしてしまい、相方を押す時に
   手だけで押していました。僕がもう少しうまく説明して体全体を使って柔軟を
   行ってくれるようになったらいいなと思います。

人間彫刻


…準備運動を終えて、指揮を講師の宗方さんに受け渡し本格的にワークショップが始まります。
   この人間彫刻は宗方さんのメソッドで演劇というよりは、ダンスのメソッドなのですが
   参加者の親睦を深めるという意味合いもこめて最初に行いました。
   基本的なルールは、参加者で輪を作り順番をきめます(普通に時計回りなどでOK)
   先頭の人が真ん中でポーズをとります。中に入ったらピタリと止まります。
   続いて入る人は前に入った人の体の一部に触れて止まります。
   二人目以降の人は、中に入ってる誰かしらの人の体に触れて止まります。
   それを最後尾の人まで続けたら一番最初に入った人がその場から離れ、また
   誰かしらの体に触れます。それを続けて、出た時に一人でも触れてない人が出たら
   その時点で終了です。基本的なルールはこのくらいです
   ・入る際に時間をあまりとらない
   ・遠慮して触れるポイントを手だけとかにしない
   ・空気を読む!視野を広くする!
   ・なおかつ中央に収まらないで外へ意識を向けてみる
   以上のポイントに気を付けて人の形、重みを体で感じてみることが人間彫刻です。
   意外ときつい態勢だったり…
   一番人気でした(笑)

イメージ(その1)

…頭をやわらかくするメソッド
   宗方さんがワークショップ用に持ってきたポストカードくらいの大きさの絵を見て
   (数種類ある中から自分で決めたものを使用する)
   参加者がインスピレーションを働かせて、選んだ絵の「その後を演じる」というものです
   表現力がどうこうというよりは、発想の自由さ
   それをどう表現するかを考えるメソッドだと思います。
 
   


イメージ(その2)

…イメージその1の応用で二人一組になって行うメソッド一人の時とは違う相方との関係性を
  意識しながら、舞台というものはもっと自由なものだと感じれるメソッド。
  参加者内でペアを組み関わったことのない人と何かを作り、表現するということは
  とても難しいことですし、それ以上に得られるものも多いと感じました。
  僕と組んでくれた小学生の女の子の発想の自由さなど、逆に教わることもありました。
  

ト書き

…一つのト書きから物語を作っていくというものですが
 これは前回もやったので細かい方法は割愛させていただきます。
 人間彫刻で学んだ視野の広さ(舞台で空気を読む、空間をコントロールする)
 イメージで学んだ発想の自由さ、ト書きにとらわれすぎない表現など
 この日の総まとめ的な感じでした。
 とても難しいです。
 ですが、これをやって初めてワークショップを行ったという実感が伴いました。




これからもワークショップを盛り上げていきますので
どうぞよろしくお願いいたします!」