2013年4月8日月曜日

Seed2013ワークショップシリーズ第3回 レポート


2013年3月22日金曜日
3/17ワークショップレポート  高橋

先日3月17日(日)、Seedワークショップシリーズの第3回目が行われました。
そのレポートをお送りします。

まずは概要です。

<Seed2013ワークショップシリーズ第3回>
日時:2013年3月17日(日)10:00〜17:00
場所:行田教育文化センターみらい レクリエーション室
講師:宗方勝(bug-depayse主宰)
内容:舞台表現において大切なことを体験的に学ぶためのメソッドを実施(詳細は下記)
参加人数:12名(小学生2人、中学生2人、高校生2人、社会人6人)

・内容詳細

 準備運動

…午前中一発目は本格的なメソッドを行う前に体をあたためます
   高橋が指揮をとり、二人一組になって柔軟体操、基本的な発声練習を行いました。
   参加者の方々は、やはり柔軟を行うときに遠慮をしてしまい、相方を押す時に
   手だけで押していました。僕がもう少しうまく説明して体全体を使って柔軟を
   行ってくれるようになったらいいなと思います。

人間彫刻


…準備運動を終えて、指揮を講師の宗方さんに受け渡し本格的にワークショップが始まります。
   この人間彫刻は宗方さんのメソッドで演劇というよりは、ダンスのメソッドなのですが
   参加者の親睦を深めるという意味合いもこめて最初に行いました。
   基本的なルールは、参加者で輪を作り順番をきめます(普通に時計回りなどでOK)
   先頭の人が真ん中でポーズをとります。中に入ったらピタリと止まります。
   続いて入る人は前に入った人の体の一部に触れて止まります。
   二人目以降の人は、中に入ってる誰かしらの人の体に触れて止まります。
   それを最後尾の人まで続けたら一番最初に入った人がその場から離れ、また
   誰かしらの体に触れます。それを続けて、出た時に一人でも触れてない人が出たら
   その時点で終了です。基本的なルールはこのくらいです
   ・入る際に時間をあまりとらない
   ・遠慮して触れるポイントを手だけとかにしない
   ・空気を読む!視野を広くする!
   ・なおかつ中央に収まらないで外へ意識を向けてみる
   以上のポイントに気を付けて人の形、重みを体で感じてみることが人間彫刻です。
   意外ときつい態勢だったり…
   一番人気でした(笑)

イメージ(その1)

…頭をやわらかくするメソッド
   宗方さんがワークショップ用に持ってきたポストカードくらいの大きさの絵を見て
   (数種類ある中から自分で決めたものを使用する)
   参加者がインスピレーションを働かせて、選んだ絵の「その後を演じる」というものです
   表現力がどうこうというよりは、発想の自由さ
   それをどう表現するかを考えるメソッドだと思います。
 
   


イメージ(その2)

…イメージその1の応用で二人一組になって行うメソッド一人の時とは違う相方との関係性を
  意識しながら、舞台というものはもっと自由なものだと感じれるメソッド。
  参加者内でペアを組み関わったことのない人と何かを作り、表現するということは
  とても難しいことですし、それ以上に得られるものも多いと感じました。
  僕と組んでくれた小学生の女の子の発想の自由さなど、逆に教わることもありました。
  

ト書き

…一つのト書きから物語を作っていくというものですが
 これは前回もやったので細かい方法は割愛させていただきます。
 人間彫刻で学んだ視野の広さ(舞台で空気を読む、空間をコントロールする)
 イメージで学んだ発想の自由さ、ト書きにとらわれすぎない表現など
 この日の総まとめ的な感じでした。
 とても難しいです。
 ですが、これをやって初めてワークショップを行ったという実感が伴いました。




これからもワークショップを盛り上げていきますので
どうぞよろしくお願いいたします!」



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